この記事では、ブラックジャックでギャンブルの歴史に残る勝利をおさめた経歴を持つケリー・パッカー(Kerry Packer)をご紹介します。生前はオーストラリアで一番のお金持ちでした。
ケリーフランシスブルモアパッカーACは、『オーストラリアのメディア界の大物であり、20世紀のオーストラリアで最も強力なメディア所有者の1人と見なされていました(引用:ウィキペディア(英語))』。そのように、元々大富豪だったパッカーですが、ギャンブルの世界でも、世界で最も大きな勝利をおさめた内の1人として伝説となっています。
パッカーがギャンブルで稼いだ額は、$20,000,000(日本円で21億5千万円以上)と言われており、全世界で何と8位の記録です。ラスベガスのMGMグランドで、ブラックジャックやバカラのオールナイト・セッションで20億円以上獲得したそうです。
ちなみにこの獲得金額は「最小推定賞金」であり、実際は20億から40億の間と推定されています。どちらにしろ、すごい金額ですね。彼は本当にカジノで遊ぶのが好きだった
パッカーは、「カジノ界の怪物」の異名で呼ばれ、10億円以上という大金を携えて世界中のカジノへ出かけて行っては、勝利をおさめ続けています。あまりにも法外な金額を賭け、そして勝利していくので、財政がかたむき、経営破綻においやられるカジノもあるなど、数々の伝説や逸話があります。
1992年にはラスベガスのヒルトンで約10億円を勝利したと言われ、MGMでは1ベットにつき30万ドルもの大金を賭け続け、合計3300万円以上を獲得したとか。
そんなパッカーの一番の伝説は、MGMのブラックジャックテーブルでの大勝利です。その夜パッカーはたった40分間のプレイに関わらず、何と20億以上を獲得したという話です。しかもその際パッカーは、ブラックジャックの戦略手法のひとつである「ベーシックストラテジー」を完全に無視したプレイ方法だったとも言われています。一方で、ロンドンで2800万豪ドル(約25億円)も負けたり、負け額もやはり桁違いのようです。
パッカーは2005年に没するまで40年以上もカジノで遊び続け、ウェイトレスに対するチップだけでも、日本円で2億円以上に上ると言われています。余談ですが、ラグビーやクリケットなど、スポーツにも勤しみ、特にクリケットの世界では今でも影響を与えているようです。
★日本にいまのところはランドカジノはないため、オンラインカジノ